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カズレーザーが自衛隊に送った名言とは?自衛隊を愛し尊敬する理由はなぜ?

カズレーザー 自衛隊
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カズレーザーさんは、自衛隊を取材したテレビ番組に多く出演されています。

戦闘機や武器の知識も豊富であり、自衛隊に関する知識はとても深いものがあります。

番組での言動を見ていると、ただの軍事マニアではなく自衛隊員への愛や尊敬を持っているのが分かります。

今回はカズレーザーさんが自衛隊に送った名言を2つご紹介し、そこから読み取れる自衛隊への愛や尊敬を考察していきたいと思います。

 

カズレーザーが自衛隊に送った名言

カズレーザー自衛隊

ご紹介する名言は次の2つです。

  • これから自衛官になる陸上自衛隊高等工科学校の生徒に送った名言
  • 35年間を自衛隊で勤務し退官する自衛官に送った名言

これから自衛隊に入る者とそこを去る者。

自衛官は公務員ですが、一般の行政職とは異なり特殊な任務です。

いわゆる職業軍人であり、有事の際には命の危険もかえりみず国防に従事しなければなりません。

そういう方々にどういう名言を送ったのか、見ていきましょう。

 

陸上自衛隊高等工科学校の生徒に送った名言

テレビ番組「沸騰ワード10」で、カズレーザーさんが陸上自衛隊高等工科学校の一日校長となりました。

生徒の授業や訓練を1日かけてつぶさに視察して、その最後に生徒たちへ激励の言葉を送りました。

皆さんは日々たくさんの大変な訓練をこなしています。
たくさん汗もかいて、辛い思い、苦しい思いをしています。
みなさんが1滴汗を流すと、誰かが流す涙が1滴減ります。
みなさんがたくさん汗を流してくれるので、我々は涙を流さずに済んでいます。
そのおかげで、僕は今こうしてヘラヘラしていられます。
我々の未来から悲しみを取り除いてくださり、本当にありがとうございます。

(沸騰ワード10より引用)

この生徒たちは、世間一般では高校生にあたる年齢です。

その少年たちが、日々の厳しい訓練で汗を流し、涙も流し、将来国防の仕事に就くために頑張ってくれています。

素朴な気持ちとして、素直に「ありがたい」という思いがあふれたのだと思います。

自衛官の候補生たちへの愛と尊敬がにじみ出ている発言です。

 

陸上自衛隊高等工科学校とは

陸上自衛隊高等工科学校は、陸上自衛隊の高校と言えます。

一般には防衛大学校がよく知られていますが、防大の生徒は大学生であり、いわゆる士官(尉官)を養成する学校です。

比べて、この学校は下士官(陸曹)を養成する違いがあります。

下士官は実力部隊の中核を担い、実質的に自衛隊を背負って立つ重要な存在です。

全寮制で規律も厳しく、普通科高校にあたる一般教養や自衛官になるための防衛基礎学も学んでいます。

実技としては、体力錬成、射撃訓練、戦闘訓練があり、普通の高校生よりも忙しい生活を送って、将来の自衛官を目指しています。

 

退官する自衛官に送った名言

同じくテレビ番組「沸騰ワード10」で、自衛隊に35年勤務し退官するという自衛官が出演しました。

その自衛官は「35年間はあっさり終わってしまった」と発言しました。

それに対してカズレーザーさんは次の言葉を送りました。

あっさりすることが、幸せですよね。
今後も後輩たちが代わり映えのない訓練だけの自衛隊生活が続くことが、一番の幸せなんですよね。

(沸騰ワード10より引用)

35年間は何もなく、つまり戦争も戦闘もなく自衛隊生活が終わったということでした。

職業軍人としては、活躍する機会がなく訓練だけに明け暮れ退官することに寂しさや虚しさを感じているかもしれません。

でもそれは、戦争のない平和な期間が続いたということで、本人にとっても国民にとっても良いことである、それがこの発言の主旨だと思います。

自衛官として日々の訓練で国防力を維持し、戦争が起こらないように抑止してくれたから、今の日本の平和がある。

去り行く自衛官に対する感謝と尊敬が感じられます。

戦争がなくても、訓練や災害救助で殉職する自衛隊員は少なからずいらっしゃいます。

そういった自衛隊員にもカズレーザーさんは哀惜の情を持っています。

 

番組を見た視聴者の感想

番組を見た人からの反響も多くありました。

いくつか見てみましょう。

この言葉は生徒たちにも届いただろうな。幹部になって偉くなるんだろうけど、この言葉を忘れないでほしい。すばらしい部隊をつくってください。
涙が出ました。心にささるコメント。カズレーザーさんは隊員さんに思いやりがある。私も自分たちを守ってくれる隊員さんに感謝したいと思いました。
普段は国を守るなんてあまり考えないけど、見えないところで地道に頑張ってくれる人たちがいるんだって、改めて思いました。平和って努力して守るものなんですね。
東日本大震災のとき、自衛隊の方々が災害救助で来てくれて水や食料を持ってきてくれました。テントを張ってくれてお風呂にも入れました。今思い出しても涙が出ます。ありがたいです。

自衛隊員が災害救助で活躍する姿は、ニュースでもよく目にします。

国防も災害援助も、国民を守り助ける職務です。

私も地元が神戸の近くで大震災のときには、隊員の方々が助けてくれました。

コメントを寄せた視聴者と同じ気持ちです。

 

カズレーザーが自衛隊を愛し尊敬する理由

カズレーザー自衛隊

ご紹介した2つの発言から、カズレーザーさんが自衛隊を愛し(思いやり)、尊敬している様子がよくわかるのですが、この理由を考えてみたいと思います。

私が考える理由は2つあると思います。

  • 国防という危険な任務に志願し従事している
  • 厳しい訓練を日々黙々と当たり前のように遂行している

自衛隊員は入隊時に「服務の宣誓」を求められます。

それを見てみましょう。

 

自衛隊員の服務の宣誓

自衛隊員がどのような覚悟で職務に就いているか、「服務の宣誓」から知ることができます。

服務の宣誓の内容ですが、前半は「憲法と法令を守り、心身を鍛え、政治に関与せず、職務を遂行します」と一般的な公務員とほぼ同じです。

ところが、後半は一般の公務員の宣誓と全く違う内容になり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。

つまり、「有事の際には命の危険を顧みず、自衛隊員としての職務を遂行します」という意味です。

今の日本でこれだけ過酷な宣誓を求められる仕事は他にありません。

政治や憲法の解釈で様々な意見がある自衛隊ですが、万が一の時はこれだけの覚悟で職務に取り組んでいます。

カズレーザーさんも、この宣誓にたがわず日々厳しい訓練を遂行している自衛隊員の方々に対して尊敬の気持ちを持ち、何事もなく無事に職務を終えてほしいと思っています。

自衛隊への愛と尊敬は、命の危険を顧みず国防に献身し、国民を守ってくれる方々への素朴な感謝の表れと私は考えます。

「あっさりすることが、幸せですよね」という名言はまさに的を得ています。

 

まとめ

カズレーザー自衛隊

連合艦隊司令長官 山本五十六の言葉に「百年兵を養うは、ただ平和を守るためである。」とあります。

その意味ですが、「長い年月をかけて軍隊を訓練し養成する目的は、第一に平和を守るためであり、決して武力を行使して戦争をするためではない。」

自衛隊は、専守防衛の実力部隊であり、決して外征を目的にしていません。

山本五十六の言葉は、今の自衛隊によく当てはまるものです。

平和を守るために日々厳しい訓練を遂行し、万が一の有事の際には命の危険を顧みず職務を完遂する自衛隊員。

この自衛隊員への感謝の気持ちが基本にあるから、カズレーザーさんが自衛隊に接するときに愛と尊敬を感じられる名言が自然と出てくるのだと思います。

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