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中村隼人の家系は?屋号の解説付きでご紹介

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今歌舞伎界で大注目されている中村隼人(なかむら・はやと)さん。

中村隼人さんの家系図をたどっていくと、豪華な顔ぶれに驚愕します!

中村隼人さんは超イケメンで王子様のような容姿をしていますが、まさに家系図を見るとまさにプリンスということがわかります。

中村隼人さんは、1993年生まれの歌舞伎俳優です。

二代目中村錦之助の長男であり、端正な顔立ちから「歌舞伎界のプリンス」と呼ばれています。

中村隼人さんの家系図は、歌舞伎界を代表する名門です。

祖父は四代目中村時蔵さん、大叔父は萬屋錦之介さん、叔父は中村獅童さんなど、錚々たる顔ぶれが並びます。

本記事では、中村隼人さんの家系図と屋号について解説していきます。

 

中村隼人のプロフィール

出身地:東京
誕生日:1993年11月30日
星座:射手座
身長:175cm
体重:67kg
特技:日本舞踊
趣味:日本画、バスケットボール

中村隼人さんの主な出演作品は以下の通りです。

【舞台】

・新作歌舞伎NARUTO
・スーパー歌舞伎IIワンピース
・菊畑
・加賀見山旧錦絵
・土蜘
・寺子屋

【テレビ】

・あなたはだんだん欲しくなる
・まったり!赤胴鈴之助
・大富豪同心
・せいせいするほど、愛してる
・八重の桜
・龍馬伝
・鬼平犯科帳
・陽炎の辻3

中村隼人さんは、1993年11月30日に東京都で生まれました。

歌舞伎役者の家系に生まれたため、自身も幼い頃から歌舞伎の世界に関わっていました。

中村隼人さんは二代目中村錦之助の長男です。

祖父は四代目中村時蔵さん、曽祖父は三代目中村時蔵さん、伯父は五代目中村時蔵さん、従兄弟は四代目中村梅枝さんと中村萬太郎さん、大叔父は萬屋錦之介と中村嘉葎雄さんです。

2002年2月に歌舞伎座で初舞台を踏み、2015年1月には名題に昇進しました。

歌舞伎の演技だけでなく、テレビドラマや映画にも出演し、俳優としての演技力も認められています。

ですから、中村隼人さんは歌舞伎役者であり俳優といえます。

その端正な顔立ちから「歌舞伎界のプリンス」と親しまれています。

初舞台に挑んだのは2002年、9歳の時です。

その後は数々の歌舞伎作品に出演し、大河ドラマ「龍馬伝」「八重の桜」などにも出演したことがあります。

歌舞伎役者としてだけでなく、俳優としても大活躍している勢いのある若手スターです。

2023年には、市川猿之助さんの代役として、「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」に出演しました。

この作品は、中村隼人さんが初めて座頭役として出演した作品として話題になりました。

仮名手本忠臣蔵は、1748年に初演された人形浄瑠璃および歌舞伎の演目です。

ちなみに人形浄瑠璃とは、語り物と人形芝居が結びついた日本の伝統芸能です。

語り物は、太夫が三味線の伴奏に合わせて物語を語ります。

人形遣いが3人1組で1体の人形を操ります。人形は、首、手、足が動くようになっており、非常に細かい動きを表現します。

人形浄瑠璃は江戸時代初期に大阪で生まれました。当時から非常に人気があり、歌舞伎と並ぶ人気を博していました。

人形浄瑠璃は、その独特の表現力とストーリー性で、多くの人々を魅了してきました。

現在でも、人形浄瑠璃は大阪の文楽座や国立文楽劇場などで上演されています。

海外でも人形浄瑠璃の公演が行われており、その人気は世界中に広がっています。

人形浄瑠璃は日本の伝統芸能の一つであり、その独特の表現力とストーリー性で多くの人を魅了しています。

全十一段からなっており、浄瑠璃作者で座本の二代目竹田出雲さん、三好松洛さん、並木千柳さんの合作となります。通称「忠臣蔵」。

この演目は、江戸時代の赤穂事件が題材です。

赤穂事件とは、1702年に大石内蔵助らが吉良上野介を討った事件です。

仮名手本忠臣蔵では、赤穂浪士の悲劇的な最期が描かれています。

仮名手本忠臣蔵は当時の人々に大きな衝撃を与え、その後も多くの人々に愛され続けています。

現在でも、歌舞伎や人形浄瑠璃、映画、テレビドラマなど、さまざまな形で上演されています。

中村隼人さんはこの作品で、確かな演技力と美貌を存分に発揮し、多くの観客を魅了し、さらにファンを獲得したのです。

中村隼人さんは今後も歌舞伎役者として、そして俳優として活躍していくことが期待されています。

 

萬屋(屋号)一門とは?

中村隼人さんの屋号は萬屋です。

萬屋は歌舞伎役者の屋号のことで、「よろずや」と読みます。

萬屋も有名な屋号ですが、ほかにも名門として知られる屋号はたくさんあります。

例えば明石家(あかしや)、加賀谷も有名な屋号の一つです。

歌舞伎役者は、それぞれ「屋号」を持ちます。

屋号を持たない歌舞伎役者はいないでしょう。

屋号とは、役者一門を表す商号のようなものです。

江戸時代は、武士以外は苗字を名乗ることができませんでした。

ですから、商人や農民と同じように屋号を用いるようになったのです。

市川團十郎家の屋号は「成田屋」ですが、これは初代團十郎さんが成田山を信仰していたことが由来です。

ほかにも、父祖の商号や出身地などから屋号がつけられています。

屋号によって歌舞伎役者を識別しやすくなるだけでなく、一門の芸風や伝統を示すものとしても大事に扱われています。

萬屋という屋号は、小川かめさんの実家が、市村座の芝居茶屋を営んでいた小川吉右衛門の「萬屋」という名前に由来しています。

1971年(昭和46年)、初代中村錦之助さんら小川家一門は、播磨屋から独立して萬屋を名乗り始めました。

 

新作歌舞伎の出演作

中村隼人さんは、市川猿之助さんの代役に抜擢されたことでも話題になっています。

中村隼人さんの代役好演に、感動したお客さんの声が多く寄せられています。

評判はいいようですね。

中村隼人さんは猿之助さんの代役として、見事な演技力を披露し、観客からスタンディングオベーションで迎えられました。

彼の努力と献身に多くの人が感動しました。

そもそも代役を務めることとなったのは、四代目市川猿之助さんが体調不良で急遽降板したためです。

中村隼人さん猿之助さんのピンチヒッターとして、「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」に出演することになりました。

中村隼人さんは、猿之助さんが演じる7役すべて務め上げ、拍手喝采を受けました。

中村隼人さんは、猿之助さんの難しい役どころも難なく演じ切り、その抜群の演技力に感動したというお客さんが続出しました。

ピンチヒッターという緊急事態にも関わらず、公演を成功させるために必死で取り組む姿にファンも心を打たれたでしょう。

中村隼人さんの代役は、歌舞伎界にとっても大きなプラスになったはずです。

というのも、中村隼人さんの光る演技力と努力は多くの人に感動を与え、歌舞伎の魅力を広めることにつながるはずだからです。

中村隼人さんの活躍ぶりを目の当たりにしたお客さんたちは、中村隼人さんの今後のさらなる活躍に期待することでしょう。

今乗りに乗っている歌舞伎界の貴公子である中村隼人さんの新作も気になりますよね。

2023年6月3日(土)~6月25日(日)には、歌舞伎座新開場十周年記念 六月大歌舞伎に出演します。

2023年7月3日(月)~24日(月)には、令和5年7月歌舞伎鑑賞教室『双蝶々曲輪日記-引窓-』に出演します。

2023年7月3日(月)~7月25日(火)には、大阪松竹座開場100周年記念 七月大歌舞伎 関西・歌舞伎を愛する会 第三十一回に出演します。

2023年8月5日には、歌舞伎舞踊特別公演に出演します。

まとめ

中村隼人さんは、1993年11月30日生まれの歌舞伎役者です。

2002年に舞台「寺子屋」でデビューし、その後は数多くの舞台やテレビドラマに出演しています。

2018年には、市川猿之助の代役として明治座の舞台「スーパー歌舞伎IIワンピース」に出演し、高い評価を得ました。

プリンスのような容姿端麗なところに惹かれる方は多く、歌舞伎界の貴公子としてすでに人気があった中村隼人さんですが、市川猿之助さんの代役を務めたことからもさらに知名度が上がりました。

中村隼人さんは、クライマックスの舞踊「蜘蛛の絲宿直噺」で、小姓や傾城など6役の早変わりを披露しました。

客席からは大きな拍手が起こり、幕が閉まってからもしばらく鳴りやまないほどでした。

中村隼人さんの演技は観客の期待に応え、多くの人々を魅了しました。

代役を好演したことからも、中村隼人のファン層は拡大しています。

今後の活躍からも目が離せませんね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。