2022年11月17日はボジョレーヌーヴォーの解禁日、日本でも秋のイベントとして定着しています。
ボジョレーヌーボーはコンビニなどでも気軽に買えて、身近に楽しめるものになっています。
「ワインのことはよくわからないけど、みんなで楽しめるから参加してみよう」という方も多いと思います。
ボジョレーヌーボーはどんなワインか、なぜ解禁日が11月17日かを少し解説します。
その後でコンビニで楽しめるボジョレーヌーボーをご紹介したいと思います。
ボジョレーヌーボーはなぜ11月17日第3木曜日に解禁?
今年の解禁日は11月17日ですが、毎年11月の第3木曜日にボジョレーヌーボーは解禁されます。
解禁日が第3木曜日に指定されていますが、その理由も見てみましょう。
ボジョレーヌーボーはどんなワイン?
ボジョレーヌーヴォーは、フランスのブルゴーニュ地方の「ボジョレー地区」で造られた新酒のワインのことです。
毎年9月に収穫されたばかりのブドウで醸造され、ボジョレーの人々がブドウの収穫を祝って楽しんだのが始まりです。
今では解禁日に、ワイン好きな人だけはもちろん世界中の人々が出来立てのワインを飲むイベントになっています。
なぜ11月の第3木曜日に解禁?
ボジョレーヌーヴォーはボジョレー地区で飲まれる新酒でしたが、フレッシュなおいしさが評判になり、広く世界中で求められるワインになりました。
以前は解禁日がなかったため、早くボジョレーヌーヴォーを出荷したいワイナリーが熟成していない低品質のワインを市場に出すことも多く見られました。
この事態を改善するためフランス政府が、最初は1967年にボジョレーヌーヴォーの解禁日を11月11日に制定します。
その後、11日が土曜日や日曜日になった場合ワイナリーや流通業者が休みになるため、平日である11月の第3木曜日を解禁日に制定し、ボジョレーヌーボーが解禁日に確実に消費者に届くようにしました。
日本では1990年代のバブル期にボジョレーヌーボーがブームになり、現在では季節イベントとして定着しています。
2022年のボジョレーヌーヴォーの品質と価格は?
今年2022年は天候が良く良質のブドウが収穫され、品質の高いボジョレーヌーヴォーが出荷されそうです。
その価格ですが、例年より高めです。
その原因は主に2つあり、
- 急激な円安
- 資材・エネルギー価格の高騰
円安による輸入価格、エネルギー高による空輸コストの上昇がワインの価格にも跳ね返っています。
ボジョレーヌーボーはどこのコンビニで買えるの?
コンビニもボジョレーヌーボーを取り扱っており、予約もできます。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンが扱うボジョレーヌーボーをいくつかご紹介します。
比較的手ごろな価格のものになります。
セブンイレブン
- ジョルジュ デュブッフ ボージョレ ヌーヴォー 2022
セレクション ド デュブッフ 750ml - ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー2022
セレクション ド デュブッフ 750ml
ファミリーマート
- ジョルジュ デュブッフ ボージョレ ヌーヴォー 2022
セレクション ド デュブッフ 750ml - ラブレロワ ボジョレーヌーボー 酸化防止剤無添加 鮮2022
750ml
ローソン
- ジョルジュ デュブッフ ボージョレ ヌーヴォー 2022
750ml
- ジョルジュ デュブッフ ボージョレ ヌーヴォー 2022
375ml
まとめ
もともとはフランスのボジョレー地区でその年のブドウの収穫を祝って飲まれた新酒が、フレッシュなおいしさを認められ世界に広がったのがボジョレーヌーボーです。
世界中で飲まれるボジョレーヌーボーですが、日本の消費は際立っており、フランスが輸出するボジョレーヌーボーの約半分を日本が輸入しています。
今年2022年は円安の影響で例年よりも価格が上がっているようですが、ワインを楽しむというよりイベントを楽しむ人が多いと思います。
コンビニで楽しめるボジョレーヌーボーも充実しています。
それでは、11月17日は楽しいボジョレーヌーボーを!