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レジェンドアンドバタフライのロケ地!兵庫県の撮影場所を紹介

レジェンドアンドバタフライのロケ地
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大ヒット上映中の「レジェンドアンドバタフライ」、そのロケ地は国宝や重要文化財に指定されている場所も多く、歴史ある史跡が映画に迫真性を与えています。

「レジェンドアンドバタフライ」のロケ地は京都府が中心ですが全国にまたがり、撮影場所も20を超えます。

この記事では関西地方の兵庫県の撮影場所に限定してご紹介したいと思います。

レジェンドアンドバタフライのロケ地

「レジェンドアンドバタフライ」のロケ地は、

  • 関西地方は京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、三重県
  • 中部地方は岐阜県
  • 東北地方は宮城県、山形県

になり、撮影場所は20か所以上になります。

京都府の撮影場所が多いのですが、今回は兵庫県に限定してやや詳しく見ていきたいと思います。

 

レジェンドアンドバタフライの兵庫県の撮影場所

兵庫県の撮影場所は4か所になり、劇中では重要なシーンの舞台になっています。

  • 明石城
  • 朝光寺
  • 篠山城
  • 杉ヶ沢高原

国宝や重要文化財に指定されているものもあり、重厚な歴史を感じる史跡です。

大作映画にふさわしい舞台、順番に見ていきましょう。

 

明石城

映画のシーン

CGと組み合わせて安土城を再現

明石城は「安土城」として撮影されました。

明石城は、大坂の陣で豊臣家が滅亡した後の1619年(元和5年)に徳川幕府2代将軍秀忠の命により築城されました。

姫路城とともに西国雄藩である外様大名の備えとするのが目的で、家康の孫の当たる小笠原忠政が初代明石城主となっています。

明石城の広大な本丸には天守台だけが存在し、天守閣は築かれていません。

本丸跡に建つ巽櫓(たつみやぐら)・坤櫓(ひつじさるやぐら)は現存数が少ない三重櫓で、国の重要文化財に指定されています。

外堀の南には城下町が広がり、小笠原家の客分となっていた宮本武蔵が町割りをしたと言われています。

 

(明石城)
〒673-0847 兵庫県明石市明石公園1−27

 

朝光寺

映画のシーン

比叡山延暦寺焼き討ち

比叡山焼き討ちは、1571年(元亀2年)に近江国(現在の滋賀県大津市)の比叡山延暦寺を、織田信長の軍が攻めた戦い。

この戦いで信長軍は延暦寺の伽藍を焼き払い、僧侶、立てこもった周辺住民やその妻、子供までもの首をことごとく刎ねたと言われています。

撮影の舞台である朝光寺は国宝の仏教寺院です。

飛鳥時代の651年、インドから紫の雲に乗って日本へやって来た法道仙人によって開基されたと伝わり、静かな山間の自然のなかにたたずむ古刹です。

和様と禅宗様の折衷様である本堂が国宝と指定されています。

本尊は2体の十一面千手観世音菩薩です。

(朝光寺)
〒673-1411 兵庫県加東市畑609

 

篠山城

映画のシーン

信長が清州城から美濃攻めへ向かう場面等

篠山城は1609年(慶長14年)、徳川家康によって築かれた城です。

大阪城を包囲し、豊臣家ゆかりの大名を抑えるため山陰道の交通・軍事上の要所である丹波篠山盆地に築かれました。

城の構造設計を藤堂高虎が担当し、普請奉行を池田輝政が務め、20の大名が賦役を命ぜられた天下普請により、わずか6か月で完成しました。

城址には堀や石垣、天守台が残っており、馬出の遺構が国の史跡に指定されています。

2000年(平成12年)4月には壮大な規模をようする大書院(おおしょいん)が復元されました。

外堀沿いには約1000本の桜があり、春には多くの花見客でにぎわいます。

丹波篠山は、かつて明智光秀が攻略した地であり因縁を感じます。

(篠山城)
〒669-2332 兵庫県丹波篠山市北新町2

 

杉ヶ沢高原

映画のシーン

鷹狩をする場面

杉ヶ沢高原は天滝渓谷の上流にある標高750から850mで、広さは東西3100m、南北1400m、面積は約300ヘクタールの草原で、中央部が緩やかな沢で湿原になっています。

杉ヶ沢高原は火山の噴火により流れ出た溶岩が固まって玄武岩から作られている高原です。

(杉ヶ沢高原)
〒667-1112 兵庫県養父市轟

 

まとめ

映画「レジェンドアンドバタフライ」のロケ地は大友啓史監督が「本物で撮りたい」との思いから、歴史の重厚さを感じさせる国宝や重要文化財が撮影場所になりました。

やはり撮影場所としては京都府が多いのですが、同じ関西の兵庫県も劇中で印象に残る場面の舞台になり映画に貢献しています。

ご紹介した4つの撮影場所をもう一度掲示します。

  • 明石城
  • 朝光寺
  • 篠山城
  • 杉ヶ沢高原

歴史を感じる史跡や高原であり、そこに静かにたたずんでいると古人の思いや代々史跡を守ってきた方々の思いを感じることができる場所です。

ゆっくりと巡られてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。