みなさんは、「怪談説法」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
あまり聞きなれない言葉ですが、三木大雲という住職が確立した説法になります。
「怪談で仏教の説法をする?」と何かうさんくささを感じるかもしれませんが、怪談を導入部分にして説法につなげていく手法で、大変分かりやすく仏教の教えを説いています。
その三木大雲さんは、信用できるの?評判はどうなの?と疑問に思う方も多いと思います。
怪談説法は三木大雲さんの代名詞となっており、書籍やyoutubeの動画配信で目に触れる機会は増えています。
今回、三木大雲さんの評判をyoutubeの口コミから推測していこうと思います。
また、口コミだけでなく代表的な怪談説法で、ぜひおすすめしたい動画もご紹介しますので、お付き合いをお願いいたします。
三木大雲の評判や評価は?
本当に残りわずかです!
■怪談和尚 三木大雲の怪談説法
■2022年7月30日(土) 開場/13:30 開演/14:00
■愛知県・幸田町民会館つばきホールhttps://t.co/KH7omaA0rs
※この日はゴッドヒコザ祭りが開催されています。こちらも是非。https://t.co/lpKSAlwIhT
#幸田町民会館 #三木大雲 #ゴッドヒコザ pic.twitter.com/nd2taTAKrT— 幸田町民会館 (@kota_kaikan) July 27, 2022
三木大雲さん評判はどうなのでしょうか?
異色の住職として活動し、既存の仏教界からは異質な存在として見られることも多いそうです。
まずプロフィールを簡単にたどり、youtubeのコメントから世間の評判を探ってみたいと思います。
三木大雲のプロフィール
簡単にプロフィールをご紹介します。
1972年に京都の寺院の次男に生まれる。
立正大学仏教学部卒業し、その後は多くの寺院で修行を積む。
次男であるため、実家でない寺の住職を求めることになり、経済的に困窮した生活を長く送った。
生活苦のため、何度か僧職を断念しかかったが踏みとどまった。
2005年京都市の蓮久寺の住職を継ぐ。
三木大雲さんは苦労して修行を重ね、住職になった人物です。
若手の僧侶のころから、怪談を切り口として特に青少年に向けて仏教の教えを説いていました。
現在は住職の職務の他、仏教の講演、本の執筆、テレビ出演、youtubeの配信と幅広く活躍しています。
三木大雲の評判や評価
「うさんくさい」「怪談は作り話では?」という声もある一方で、三木住職のもとには悩みを抱える多くの人々が訪れています。
既存の仏教界からは異質と見られているようですが、世間の相談者から多くの支持があると判断できそうです。
youtubeのコメント欄を見ても、
- 「毎週楽しみにして見ています」
- 「感動する話しをありがとう」
- 「人として大切なお話しでためになる」
など肯定的な意見が多く、配信動画からも誠実な人柄が伝わります。
評判としては、人間性、分かりやすい説法(教え)が評価されており、好感度も高いと思います。
怪談説法とは?
9/3(土)怪談説法のチケットは完売いたしました。
追加販売はございませんので、何とぞよろしくお願いいたします。#怪談説法 #三木大雲 pic.twitter.com/OihiSf4SVO— 魚沼市小出郷文化会館サポーターズクラブ (@uonumakbk_8811) July 28, 2022
三木大雲さんの代名詞である怪談説法。
始まりは、僧侶として活動し始めた若いころ、深夜の公園にたむろしていた若者たちがいて「私はお坊さんだけど、お坊さんの怖い話を聞きませんか?」と声をかけたのが切っ掛けです。
仏教の難しく固い話でなく、怪談という分かりやすい話を切り口にして説法につなげていくため、若者たちも興味を持って聞いてくれたそうです。
三木大雲さんはご自身に霊能力があり、「視る」「聴く」「嗅ぐ」で霊の存在や死期を認識できるそうです。
そのため実体験も多く、一般的な僧侶に比べはるかに霊に対する対応力もあります。
今では、三木大雲さんの実体験や相談内容から不思議な話や怪談を紹介する形で、仏教が教える生きる上で大切なこと、死生観を説き、これが怪談説法として知られています。
怪談説法を聞くと、今を生きる私たちが生き方を振り返ったり省みたりする機会になっています。
youtubeの口コミは?
三木大雲さんは、ご自身のyoutubeチャンネル「三木大雲チャンネル」をお持ちです(令和5年7月時点で登録者数は26万人、人気のチャンネル)。
そのコメント欄からいくつかご紹介したいと思います。
肯定的なコメントが大部分ですが、見てみましょう。
おすすめの怪談説法の動画
「三木大雲チャンネル」(三木大雲チャンネル – YouTube)から今回は3作品をご紹介します。
- 「クマのクーさん」
- 「夢の絵」
- 「座敷童子」
この3話は怪談説法の中でも心温まるお話で、私も繰り返し視聴しているおすすめの作品です。
■「クマのクーさん」
このお話は、ある男性と彼が幼いころから大事にしていた熊のぬいぐるみ「クーさん」の別れと夢での再会を語ります。
小学生であった男性が海水浴で水難事故に遭いかけたとき、クーさんが身代わりとなって男性を助け守ってくれました。
人形やものに魂が宿るお話は不気味で怖い話が多いのですが、この話は愛情を注がれ魂の宿ったぬいぐるみが護り神となってくれたお話しです。
正しい供養、亡くなった魂への感謝と祈りが語られ、私は感動しました。
怪談説法の代表作の1つであり、心が浄化される良質なお話しと思います。
■「夢の絵」
このお話は、目に障がいを持つ方(以下、Aさん)と盲導犬ラッキーの物語です。
ラッキーは長年Aさんの目の代わりを務めてくれましたが、残念なことに亡くなってしまします。
ラッキーの亡き後、Aさんは夢を見るようになります。
フリーマーケットで絵を売っている画家の夢を頻繁に見ますが、何の絵かは分かりません。
ところがある日、実際にフリーマーケットに行くと夢の中にそっくりな状況に出くわします。
結末だけお話しすると、ラッキーの魂が再びAさんに寄り添い、Aさんはラッキーの魂とともに生きる勇気がよみがえります。
目に見えない存在が私たちを見守ってくれていること、犬や猫を飼っている方であれば胸が熱くなり共感できるお話しです。
■「座敷童子」
このお話は、三木大雲さんと小さな女の子の霊の物語です。
ある日、三木大雲さんは幽霊が出るマンションで浄霊を行いますが、その霊は無邪気な小さな女の子の霊でした。
帰るところがなくこの世にとどまる女の子の霊を、三木大雲さんは自分のお寺に連れて帰ります。
女の子の霊はお寺で無邪気に遊び、お寺が火事になりそうな時はコップの水で消火したりと、まるで座敷童子のような存在になっています。
そこである疑問、「この女の子の霊は成仏してないのでは?」と尋ねる参拝者がいます。
三木大雲さんは「女の子の霊はこの世にとどまっていますが、負の感情や思いはありません。お寺にいるのが楽しく、今の状態が成仏になっています」と回答します。
「成仏とは何か」をぜひ動画の説法で確認してみてください。
三木大雲さんの優しさがよく伝わるお話しになっています。
まとめ
怪談説法で仏教の教えを説く三木大雲さん。
「怪談説法」は怪談から導入しますが、ただ怖い話に終始するのでなく、最後は私たちが生きる上で大切なことを教えてくださり、心が浄化されるような感動的なお話も多くあります。
三木大雲さんは苦労して今の寺の住職になっているため人間性も評価され、救いを求める相談者も引っ切り無しに訪ねてくるため、世間の評判は良いと判断できます。
ご自身もyoutubeで「三木大雲チャンネル」をお持ちですが、コメント欄や口コミも見ても大多数が肯定的で良い評判となっています。
今回、「クマのクーさん」をご紹介しましたが、私はこの作品は怪談説法の代表作の1つと考えており、コメント欄や口コミを見ていただいても感動し涙した方が多くいます。
三木大雲さんは「得でなく、徳を積んで生きる」ことが大切だと説いており、人のためになることを行い、感謝の気持ちを持って生きることが大事とも言っています。
三木大雲さんには既存の仏教界を超えて、仏の教えを分かりやすく伝道し、これからもご活躍いただきたいと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました。